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秘蜜
第1章 お兄ちゃん

「――行ってらっしゃい!」
「行ってきまーす」
お兄ちゃんは、私が渡したお弁当を受けとって玄関から出ていった。
「はぁーー」
台所に置いてある野菜を、冷蔵庫にしまう。
――私は、島崎零夏(しまざきれいか)。
高校一年生(16)。
お兄ちゃんは、島崎光希(みつき)。高校三年生(18)。
―――私は、お兄ちゃんが大好き。
兄弟としてじゃなく・・。
だけど、これは自分だけの秘密。
だって、お兄ちゃんに「好き」なんて言ったら・・・大変なことになっちゃう(笑)
小さい頃は、お兄ちゃんとして好きだった。
だけどいつからか、お兄ちゃんのことを、『お兄ちゃん』として見られなくなっていた。
私が言うのもアレなんだけど、お兄ちゃんはかっこいい。
背は高いし、ちょうどいい(?)体格だし、顔は整ってるし、優しいし。
悪いところを探すのが難しいくらい。(笑)
「あっ、時間!」
あと数十分で学校のチャイムが鳴ってしまう。
私は、カバンを持って急いで家を出た。
「行ってきまーす」
お兄ちゃんは、私が渡したお弁当を受けとって玄関から出ていった。
「はぁーー」
台所に置いてある野菜を、冷蔵庫にしまう。
――私は、島崎零夏(しまざきれいか)。
高校一年生(16)。
お兄ちゃんは、島崎光希(みつき)。高校三年生(18)。
―――私は、お兄ちゃんが大好き。
兄弟としてじゃなく・・。
だけど、これは自分だけの秘密。
だって、お兄ちゃんに「好き」なんて言ったら・・・大変なことになっちゃう(笑)
小さい頃は、お兄ちゃんとして好きだった。
だけどいつからか、お兄ちゃんのことを、『お兄ちゃん』として見られなくなっていた。
私が言うのもアレなんだけど、お兄ちゃんはかっこいい。
背は高いし、ちょうどいい(?)体格だし、顔は整ってるし、優しいし。
悪いところを探すのが難しいくらい。(笑)
「あっ、時間!」
あと数十分で学校のチャイムが鳴ってしまう。
私は、カバンを持って急いで家を出た。

