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秘蜜
第6章 涙

お兄ちゃんは、一瞬切なそうな顔をして・・私を抱き締めてきた。


「お兄ちゃん?!」
「ごめん・・零夏が可愛いから、つい襲っちゃった♪(笑)」
「・・はああっ?!」
「まあ、零夏が嫌ならもうやらないよ。でも、俺のこと・・やっぱり好きだったんだ?」
「っ・・」
「顔真っ赤だよ?」
「し、しらない!」

どうしよう。


なんか、ドキドキする・・
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