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秘蜜
第7章 家

「ただいま・・」


お兄ちゃんと家に帰る。

「あら、おかえりなさい。零夏、制服がしわだらけよ?どうしたの。」

お母さんが首をかしげる。


「あっ、えと・・体調悪くて保健室でねてたからかなあ・・・あはは・・」
「そうなの?大丈夫なの?」
「あ、うん!へーき」
「ならよかったわ。」

---よかった、ばれなかった・・

「母さん」
「何?光希。」
「俺疲れたから、風呂入っちゃっていい?」
「え、まだ五時よ?」
「疲れたんだよ。」
「そ、そう・・。」

そう言うと、お兄ちゃんは二階へいってしまった。
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