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秘蜜
第7章 家

お兄ちゃんはワイシャツを脱ぐと、ベッドに寝っころがった。


「っあー、疲れた・・」

お兄ちゃんは私をチラっと見ると、一言。


「零夏、おいで。」
「っえ!?!」

――お兄ちゃん、上半身裸じゃん・・

「零夏?」
「へ、へんたいっ・・」
「顔真っ赤だよ?(笑)」
「うっ、うるさい!」
「こっちこないと、零夏が大事にしてるクマのぬいぐるみとっちゃうよ??(笑)」
「やっ、やあっ・・」
「零夏、いつもこのぬいぐるみと寝てるよねー」
「うぅ・・」
「ほら、とられたくなかったらおいで」
「・・・」

仕方なく、お兄ちゃんのベッドに腰かける。
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