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BeLoved.
第26章 【所詮は僕らオスなんです】
「…っ!…あああ…っ!」
「さすが俺。頭いーわ」
背後から耳に届く流星さまの声と言葉。
そして彼がわたしの中を行き来する音。
その夜。
わたしはリビングで彼に愛されていた。
────
夕方。そろそろお夕飯の仕度…とソファから立ち上がったとほぼ同時だった。流星さまがご帰宅されたのだ。「ただいま」の後に与えられたのは、キス。挨拶程度の軽いものだと思っていたそれはどんどん深さを増していき、やがてそのまま押し倒されてしまった。
『未結、あれ着て来て』
とろけかけたところでキスは中断し、そんな命令を受けた。砕けかけた腰を何とか奮い立たせ自室へと向かう。彼の言う『あれ』とは…そう、メイド服だ。
かくしてそのメイド服は、触り心地のよさそうな黒地に、襟や袖にふんだんにあしらわれた白色のフリルとレース。ワンピースらしいその丈は、気のせいか少し短めだけど…可愛らしいデザイン。
「かわいい…。……」
鏡を見て独りごちる。こんな服初めて着たけど、思った以上に着心地もいい。…そして思った以上に丈が…短かかった。ニーハイに包まれているとはいえ、足なんかほぼ剥き出しだ。
恥ずかしさを堪えつつリビングに戻ったわたしを、彼は目を輝かせて迎え入れたのだった…
───
「は…ううっ!きゃううっ!」
流星さまがが大好きな、背後から貫く体勢。
彼を受け入れる為だけに秘部を晒ける体勢。
「こーすりゃ立ちバックできたんだよ、な?!」
「やあぁんっ!」
壊れてしまいそうな激しさ。
彼の衝動のまま揺らされるのはいつものこと。
ただ、違うのは。わたしが四つん這いでソファに乗っていることだった。そのおかげで彼を受け入れるための場所がちょうど彼の位置と合う。
それを発見した彼はご満悦。…片やわたしは始めての体験にただただ翻弄されていた。
「や…ぁん…っ!そんなの……っ」
彼は床に立っているからいいけれど、不安定な足場にいるわたしは、貫かれる度に普段より激しく揺さぶられてしまう。
それから逃れるように背もたれに縋り付きながら、ただただ悦びの混じった鳴き声を上げ続けたのだった。
「!あ…ゃっ、や…っ、それ…やあぁ…っ!」
彼曰く、わたしが大好きだという小刻みな突き上げ。これをされると彼への締め付けが増すらしい。もっとちょうだい、もっと。…と、おねだりするみたく。