この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
想い想われ歪なカタチ
第7章 7
ホントの事 言うと、 流牙に「伊吹」って 呼び捨てされるのも嫌いじゃない。
最初は呼び捨てにされるたびにムカムカきてたんだけど、
慣れてしまうとむしろ心地よく感じる。
「お嬢様」とか、作られた静かな声じゃなくて、
流牙のそのまんまの声でちゃんと名前を呼ばれると、ぞくぞくってする。
特にこういうとき。


「ふ・あんっ!」


また、流牙が突き上げた。
思考がひとつひとつ途切れていって、白く泡立った快楽だけインプットしてる。
流牙の 熱い吐息が耳元にかかって、掠れかかった低い声が鼓膜を震わす。


「伊吹・・・聞かせろよ。今、どんな気持ちか――」

「りゅうっ・流牙のが、いっぱい入って・すごく・気持ち・いぃっ・・・っく・んあっっ」


驚いたことに私は、流牙の問いかけが終わる前に自らすすんで答えてた。
言葉を途切れ途切れに吐いた途端に、くんっ って、流牙のが私の奥に突き動かされた。
擦れた場所が蕩けそうにしびれて、私の口から紅い悲鳴をあげさせた。
流牙は、私をしたに組み敷いて、欲情的に腰を動かした。


「・っくふぁ・あっ・ぁ・・、ああ・んっ」


どーしよー さっきの指より舐められたときより・・ううん、今まで流牙にされたこと全てのなかで
何より一番、キモチイイ。
このまま流牙に抱きついて、どこまでも流されてしまいちゃいたい。
それが一番 楽な方法。
でも、 それではいけない。
私の頭の中身が、この気持ち良さに ふやけて溶けてしまう前に言わなくちゃ。
私はまだ、私の本当にしたいこと、やってない。
/151ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ