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想い想われ歪なカタチ
第7章 7

「ひゃあっ、待って、待って流牙っ・・」
必死に流牙を抱き止めて、乞い願う。
開かされた脚さえ流牙の腰に絡めて、動きを封じるように抱きついた。
どっちかって言うと、しがみついた ってほうがあってるかも知れない。
「何。どうしたんだよ?」
不満げな声をあげて、流牙は躍動を止めてくれた。
「あのね、ちょっとだけ動かないで・・・。
私のこと、抱き起こして」
眉根を寄せる流牙に手を伸ばす。
「ね、お願い」
そういうと、流牙は何も言わずに言うことを聞いてくれた。
しっとりと熱を帯びた場所で繋がったまま、流牙は私の背中に腕をまわして抱き起こした。
流牙の上に、座るように向かい合って抱き合って、
じっとして、流牙の体温と中身から感じる熱を感じ取っていた。
そっか。メイレイするんじゃなくて、オネガイすれば
流牙は私の言うこと 聞いてくれるんだ。
流牙はまだ、じっとしていてくれてる。
こうやって動かないでいるほうが鮮明に、流牙のが深深と
私の身体を侵してるっていうのが鋭く感じられる。
流牙の身体の一部が、私のなかに入ってるなんて、
よくよく考えるとすっごく変な感じだ。
でも、何故だろう。すっごく嬉しい。
だからこんなに気持ちいいのかなって、私は思った。
でも、今 黙ってる流牙は 一体、何を考えてるんだろう?
気持ちは身体みたいに、こんなに簡単にはひとつになれない。
深く 繋がったまま流牙を抱きしめると、
苦しいほど胸がいっぱいになった。
苦しくて、吐き出したい。
最初の一言だけは、自然に口から出てくれた。
「・・・・ごめんね、ごめんね 流牙・・」
「・・・? どうしたんだよ、伊吹」
流牙の肩に、顔をうずめてるから表情は分からないけど、
私の口から出た予想外の言葉に驚いて、むしろ心配したような口調の流牙の声が耳元で聞こえた。
必死に流牙を抱き止めて、乞い願う。
開かされた脚さえ流牙の腰に絡めて、動きを封じるように抱きついた。
どっちかって言うと、しがみついた ってほうがあってるかも知れない。
「何。どうしたんだよ?」
不満げな声をあげて、流牙は躍動を止めてくれた。
「あのね、ちょっとだけ動かないで・・・。
私のこと、抱き起こして」
眉根を寄せる流牙に手を伸ばす。
「ね、お願い」
そういうと、流牙は何も言わずに言うことを聞いてくれた。
しっとりと熱を帯びた場所で繋がったまま、流牙は私の背中に腕をまわして抱き起こした。
流牙の上に、座るように向かい合って抱き合って、
じっとして、流牙の体温と中身から感じる熱を感じ取っていた。
そっか。メイレイするんじゃなくて、オネガイすれば
流牙は私の言うこと 聞いてくれるんだ。
流牙はまだ、じっとしていてくれてる。
こうやって動かないでいるほうが鮮明に、流牙のが深深と
私の身体を侵してるっていうのが鋭く感じられる。
流牙の身体の一部が、私のなかに入ってるなんて、
よくよく考えるとすっごく変な感じだ。
でも、何故だろう。すっごく嬉しい。
だからこんなに気持ちいいのかなって、私は思った。
でも、今 黙ってる流牙は 一体、何を考えてるんだろう?
気持ちは身体みたいに、こんなに簡単にはひとつになれない。
深く 繋がったまま流牙を抱きしめると、
苦しいほど胸がいっぱいになった。
苦しくて、吐き出したい。
最初の一言だけは、自然に口から出てくれた。
「・・・・ごめんね、ごめんね 流牙・・」
「・・・? どうしたんだよ、伊吹」
流牙の肩に、顔をうずめてるから表情は分からないけど、
私の口から出た予想外の言葉に驚いて、むしろ心配したような口調の流牙の声が耳元で聞こえた。

