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想い想われ歪なカタチ
第3章 3
瞼を開けると、面白そうに笑う流牙の瞳とぶつかった。


「どうだ?初めてイった感想は?」


イった? じゃあ、イクってこのこと・・?


「しかし、いい格好だな、伊吹」


やだ!私ったら脚全開のまま! 大事な場所を流牙に見せつけるように露わにしていた。
ばばっと脚を閉じる。
捲れ上がったスカートを握り締めていた手を慌てて放した。

カチャカチャとベルトを外す音がしてる。
何してるんだろ?


「ん・・っ」


顔をあげると流牙の唇が重なってきた。

これ・・・は 知ってる。
キスだ。
流牙の唇って、湿ってあったかくて、柔らかい。

えっ? ちょっと、舌が・・・
流牙の唾液でぬめる舌が、私の唇を舐め回して、咥内に入ってきた。


「ふ・うぅん・・」


私の舌と絡まってる。心臓が痛いくらいに高まってる。


「んんんーッ」


また・・流牙が私のスカートまくりあげて・・やだよ 何回そこ触ったら気がすむんだろ・・・
・・あっ なんか今度は硬い棒みたいなものが触ってる。
指じゃない。太さが全然違う。
それが私の入り口にあてがわれる。
その先端が私とぬるぬる滑ってる。


「・・・ふうん」


こすられると気持ちよくって、私は喉を鳴らした。
私の口の中の流牙の舌は、すごくぬるぬるして熱かった。

ぐぐ・・


「やっ!!」
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