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第1章 温泉旅行
田上は真由を見て上機嫌だった。
最後の一滴まで中に注ぎ込み、背中にかぶさって乳房を弄んだ。

それから3時間の間に、真由は田上に3回種つけされた。
種付けされながら弟分の陰茎をしゃぶり、6回分の精液を飲み込んだ。

全てが終わった時、真由はふらふらにのぼせていたが、田上は真由の体を拭いて浴衣を着せてやった。
一歩間違えばお縄になりかねない。
喧嘩ならわかるが、淫行で捕まるのは恥晒しもいいとこだ。
適度な時間で切り上げ、真由にはあくまでも優しく接し、自分になびくように仕向けた。

別れ際に田上は真由を抱いてキスをした。
真由はとろんとした目で田上を見つめ、田上は真由にメモを握らせた。
メモには田上のマンションの住所、連絡先、部屋に来る際はミニスカート、ノーパン、ノーブラで来るように書かれている。



真由は自分の部屋に戻ったが、拓巳はまだ寝ていた。
食事が運ばれてきてようやく目覚め、拓巳と一緒に食事を済ませ、何食わぬ顔で一夜を過ごした。

3泊4日の旅の間に、拓巳と交わったのは1回きりだった。
田上に言われたように避妊をしたので、拓巳は子作りじゃなかったのか?と聞いたが、真由は適当な事を言って誤魔化した。


真由にとって、拓巳との旅行は楽しいものではなくなった。
自宅に帰る事ばかりを考えていたが、浮気をした罪悪感は薄らいでいた。
それは拓巳が毎日酒ばかり飲んでいたせいだ。
妻である事が当たり前だと思うあさはかさが、真由の心を遠ざけた。


─────


退屈な旅行が終わり、やっと自宅に帰ってきた。
真由は疲れてはいたが、田上の事で頭がいっぱいになっていた。






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