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第2章 調教

男2人はそれぞれに真由を突いて同時に射精した。

「あっ、ああーっ!」

2つの穴で、張り詰めた陰茎が同時に跳ねた。
真由は悶え狂って腰を動かし、男らの陰茎を深く咥え込んだ。

「口が疎かになってるよ、俺のも頼む」

フェラさせていた男が真由の頭を押さえつけ、口に熱い塊をねじ込む。

「あぐうっ」

真由は苦しげに眉を歪めたが、それは一瞬だけだった。
媚薬で狂わされて興奮状態に陥っている。
夢中で竿をしゃぶり、男の精液を飲み干した。

田上は遠目に真由を見ていたが、出産までに稼げる金額を計算して、ひとりニヤついていた。



3Pをした後日も、真由は出産ギリギリまで客をとらされた。
そんなある日、5人を一度に相手にした。
それが悪かったのか、真由は帰宅後に破水して緊急入院する事になった。
生まれたのは男の子だったが、残念ながら子は死産した。

夫の拓巳は期待していただけに酷く落ち込んだが、真由は心のどこかでホッと安堵していた。


これで田上と別れたら、忌まわしい関係を断つ事ができる。
そう思って田上からの連絡を無視していたのだが、体が回復するにつれて欲求がたかまってきた。


死産からひと月半。
真由は遂に田上からの連絡に応じた。

散々淫靡な行為に及んだ部屋で、再び田上に身を委ねる。

田上はベッドの上で真由を抱いて荒々しく突き上げていたが、ふと動くのをやめて真由を真上からじっと見つめた。

「はあ、いいか?俺からは離れられねぇぞ、欲を満たす為なら大金をはたく馬鹿はいくらでもいる、なあ真由……俺の為にまた働いてくれるよな?俺はよ、お前が一番だと思ってる、頼りにしてるんだ、な?わかるだろ」

頭を撫でて優しく哀願するように言うと、真由は他の女達を負かした気分になり、優越感に浸ったが、田上に頼られていると思ったら、もう一度やってもいいような気がしてきた。

「は、はい……」

返事を返し、刺青だらけの背中を抱いて快楽に溺れたが、真由はありふれた日常という、唯一の歯止めすら失いつつあった。

勿論、それも録画されている。
田上は裏ビデオを売り捌いてそっちもかなりな額を稼いでいたが、知らぬは仏、聞かぬが花という事は……なにも真由に限った事ではなく、ままある事だ。




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