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第6章 6
軽く紗織の舌を吸い取って離すと、
そのまま唇を移動させて、軽いキスを繰り返す。

紗織の顎の急なカーブに沿うように、

すべすべした柔らかい頬に、

その頬骨のてっぺんに、

伏せられた右の瞼に、

そして左に。


「やだっ・・・や・・・・そんなことしたって
 あ、わたし、全然嬉しくなんかない!!」


「お前がどう思おうが勝手だ。
 俺は俺がしたいからそうするだけだ」


そう言って男は目を閉じたまま、また、紗織の顔中に
そっと触れるような柔らかいキスを浴びせる。

鼻の頭に、

寄せた眉間に、

その額の真中に、

眉の横に、

睫の長い目元に、

敏感な耳元に。


「あっ・・・ やだってば・・やっ・・・・あん!」


勝手に唇から媚びるような甘ったるい声が漏れる。


「なんだ。また、して欲しくなったのか?」


「っ・・そんな・違う!」


「悪いが、俺は、明日も朝早いんだ。指で我慢しろ」


「やぁ・・違うってば!うあ・・・・あっ・・・あああん・・・」


どう反抗してみても、
男が手を紗織の股に差し込んで、秘裂を巧みに擦られると、
五分ともたずに、紗織は今日で三度目の絶頂を迎えた。

紗織がいってしまった後も、
動きを止めた男の手はそこを軽く押し付けたままだったので、
そこを無意識に収縮させると、自然と男の指と擦れて、
絶頂の余韻を味わいながら感じるその微かな刺激が、何よりも気持ちよかった。

紗織がその感触をすっかり堪能し終わっても、男の手はまだそこにあったので、
戸惑って伏せた顔を上げて、男の顔を覗き込んで見た。

男は紗織のそこに手を差し入れた状態のまま、目を閉じて小さく寝息を立てている。
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