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女喰い
第3章 淫欲に塗れて
朝を迎え、お美代は自分の座敷で目を覚ました。
彦兵衛はやる事をやったら、自分の座敷に戻るように言うからだ。
今日は山で焚き木を拾う。
背負子を背負ってひとりで山へ出かけた。
薪に使えそうな木を拾って、地面に置いた背負子に乗せていく。
単調な作業だが、傾斜がキツイので疲れる。
暫く拾い、ひと休みする事にして座り込んだ。
力を抜いて息を吐き出したら、後ろからパキッと枝が折れる音がした。
「ん……」
なにかと思って振り向けば、五作が立っている。
「あ、五作さん……」
五作は俯いて上目遣いでお美代を見る。
「なに?なにか用事?」
お美代は怪訝な顔をして聞いた。
「お、おら……」
五作は思い詰めたような表情でなにか言いたそうにする。
「なに?はっきり言って」
お美代は困ってしまい、少々きつく言っていた。
「お美代! 」
五作は突然お美代に襲いかかり、地面に押し倒した。
「あ……、なにして」
お美代はおとなしい五作が乱暴な振る舞いをする事に驚いたが、五作は興奮状態でお美代の着物を捲りあげる。
「や、五作さん……、だめ」
お美代は五作の意図を気取って必死に抵抗したが、大柄な五作を退かす事は出来なかった。
藻掻くうちに下半身が露わになり、五作は足を割って腰を入れてきた。
「はあ、はあ、お美代、旦那様とやってた、おらもやりたい」
五作は自分の着物を捲り、褌に手をやってゴソゴソ弄りながら言った。
「えっ……」
お美代はビックリして動きを止めた。
彦兵衛との交わりを五作に見られていた……。
「はあ、はあ、入れる」
五作は奮い立つ男根を握ると、お美代にかぶさって闇雲に先端をあてがった。
「だめ、いけない、五作さん、こんな事しちゃだめ」
お美代は宥めながら五作の体を押したが、五作は興奮状態になってやめようとしない。
当てずっぽうに突いた一突きが上手くはまり込んでしまい、お美代の中に五作の男根がズブリと突き刺さった。
「ひあっ! 」
お美代は貫かれた衝撃で体を硬直させた。
「はっ、はっ、あ、お美代、はあ、はあ」
五作は暖かくぬめる粘膜に昂り、無我夢中で腰を振る。