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女喰い
第5章 淫欲に塗れる中で……。
彦兵衛は息を荒らげて種を絞り出し、お美代の美しい顔が歪むのを眺める。
尻をすぼませて射出したら秘肉に子種を擦り込むように竿を往復させた。
ぐじゅぐじゅと音がして、繋がった箇所から子種汁が溢れだしてくる。

お美代は体中が淫らに痺れ、光を無くした目で暗い天井を眺めていた。



─────

一方、五作はお美代の事を日々思っていたが、9歳で精通を迎えた事もあり、体の発育が飛び抜けてよかった。
好きだという気持ちだけでは消化し切れず、欲求不満を溜め込んでいた。

この日、五作はとうとう我慢できなくなり、夜になって再び屋敷を訪れた。
人目を避けて忍び入ったのだ。

目的は勿論お美代である。
運がいい事に、この夜お美代は彦兵衛に呼ばれてなかった。

お美代とお菊が眠る座敷に忍び込み、障子を閉めてお美代の布団に潜り込んだ。

「お美代……」

五作は横向きに眠るお美代の背中に寄り添い、お美代を抱いて耳元で声をかける。

「う……、ん、あ……五作さん」

お美代は目を覚まして五作だと気づいた。

「おら……、やりてぇ」

五作は熱っぽく言うと、お美代の寝衣を捲り上げる。

「あ、でも……」

お美代はこの為にわざわざやって来たんだと思い、隣のお菊を見た。
お菊は高枕をあててぐっすり眠っている。






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