この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第69章 女神の名をもつ花
 約五百年後、彼らの子孫たちの尽力により、人間と魔族の間にあった長きに渡る誤解が解け、和解した。

 そして、今まで争い以外で交わることのなかった二つの国が結びつき、人間と魔族が混ざり合う一つの国に統合されることとなったのだ。

 建国の祝典の最中、両種族を祝福するかのように、真っ赤な花の雨が降り注いだと記録されている。

 この花は大昔の魔王が、愛する妻の為に作り贈った花として言い伝えられており、いつしか愛する者に贈る花として、魔族や人間という種族関係なく、国中の皆から愛されるようになった。


 女神の名をもつその花は、今日も真っ赤な花弁を揺らし、甘い香りを漂わせながら、愛し合う者たちをそっと見守っている。



 <完> 
/528ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ