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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第5章 プラトニックなエロ語レッスン
2

あっ、これかも。ラテン語と英語の辞書と使って、なんとかフェラチオの語源に辿りついた。
ラテン語では、fellare、フェラル、吸うという意味の動詞らしい。
確かにミドリ先輩、「吸ってた」。
綾子はタツヤと覗きみたあの行為をまた思い出していた。

意味を知ると、余計にいやらしい思える。
何のために「吸う」のかしら。
そこのところが、いまいちわからない。
今どきならググれば、そんなの一発だ。
でも当時は、何かしらの本を見なければ、知識は得られない。
本屋にアダルト本のコーナーがあるのは知っているけど
まさか女子大の近くの本屋で立ち読みする訳にもいかないだろう。 

となると、図書館よね。
綾子は明日の講義の空きを調べた。
一限が空いてる。
「よしっ」
思わず声に出してしまった。
先にベッドに入っていた真紀が顔を覗かせた。
「綾ちゃん、もう調べられたの?はや〜。で何調べたの?」
「教えませ〜ん」
「意地悪〜」

「もう寝まーす」
綾子は急いでパジャマに着替えた。
「綾ちゃんのカラダってルノワールの絵みたい。カワイイのにエロい。
って言うか、最近、余計にエロくなったんじゃない?」
「エロくなんかないでーす」
寮の大浴場でも一緒になることは多い、まさに裸の付き合い。
真紀ちゃんはスラッとしてて余分な脂肪がなくて、ギリシア彫刻みたいだと思っていた。
おっぱいも整ったお椀型でピンクの乳首がツンと上を向いていた。
やらしさはなく美しいカラダだった。
チラリと見えた陰毛も薄くシュッとしていた。
この裸を誰かが触ったことがあるかは知らないし聞いてもないけど、羨ましい体型。

それに引き換えアタシは、、
高校生の時はもっと痩せてたのにな。
一浪している間にぽっちゃりしちゃった。

ミドリ先輩もスレンダーだしな。
二段ベッドの上、暗くなった部屋で横になりながら、また思い出してしまった。
あの「吸う」行為を。
ミドリの口から出し入れされるグロテスクな健一のモノを。
喫茶店でタツヤに言わされた言葉を。

「フェラチオ」に「ペニス」よね。
覚えたわ。
知識だけではない。
なんだか知らないけどカラダが奥の方から、熱い。
綾子はその感覚までも知らずに覚え初めていた。

「もしかして、綾子さんも、してみたいの」
その言葉も耳から離れない。
アタシ、
ペニスを
フェラしてみたい
そんな顔してたの?
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