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第11章 銀色の拘束

いつしか女子大生の手は男の下半身におよび、ズボンの前をまさぐっていた。

舌同士の絡み合いも解け、少年の顎のラインや喉首をついばみ、米粒のような乳首に舌を這わしたりしながら、徐々に前かがみになっていく。

床にしゃがんで、ズボンのベルトに手を掛けた。
上目遣いで了承を求める仕草は、首輪を思わせるチョーカーのせいもあって、まさにペットだった。

亮がうなずくと、綾音はいそいそとズボンを降ろした。
ボクサーパンツに浮かび上がった勃起の形状を、うっとりと見つめる。


「こんなに大きくなってる」

愛おしそうに頬ずりをし、グレーの生地の上から、ちゅっちゅっと繰り返しついばんだり、朱唇ではむはむと甘噛みした。


少年の手が女の頭を撫でる。
その意味を正確に感知した綾音は、下着越しの口唇愛撫をやめて、腰ゴムに両手を伸ばした。

窮屈な場所から解放されたモノが、ぶんと音を立てんばかりに屹立した。