この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真紅の花嫁
第12章 桃色の悪夢


(あ、あんなに……)

いやらしすぎる指の動きが、うらやましかった。

否定しようとしても、心に湧いた感情が消え去らない。
手錠を外されたら、一緒になって恥知らずな行為をやりそうな自分が怖かった。


「ひぁあああんっ!」

真波の秘かな願望を読んだかのように、ローターが股間に戻ってきた。

的確にクリトリスをとらえ、ジィーッ、ジィーッ、と甘美な振動をふるまわれる。

喉から手が出るほど欲しかった刺激だ。
五体の隅々にまで、蕩けそうな快感が沁みわたる。

焦らされ続けた女体は瞬時に沸騰し、性愛の頂点へと暴走をはじめた。


「ひぃいいいいっ……
   ひぃいいいいっ……
     はぅううううっ」

「くぅううううっ」

上げっぱなしの嬌声に、切なげな嗚咽が重なった。

綾音の声だった。

真波よりも早くオルガスムスに至ろうと、
愛する男の要求に応えようと、
一途に自らを追い詰めていく女のうめき声だ。


綾音の情感に共鳴し、真波の性悦も一気に高まった。

淫らに振動が子宮に響き、脳ミソまでがいやらしく震える。



/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ