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第13章 山吹の恍惚

「そんなに気持ちいい？」

亮の玩弄はとまらない。
包皮ごと淫珠を転がされ、豊乳を揺らして身悶える。


「はぅ、んんんっ！」

ふたたび、ギュッと眼を閉じた。


少年が甘くささやく。

「ごめんね、ずっと焦らしてて」

粘っこい蜜液をまぶしつけるような指遣い。
痺れるような愉悦は、四肢の末端へと波及する。

ぬるり、ぬるり、
　　と薄皮が剥けそうになる感触が、いやらしすぎた。

「くぅ、ぅううっ……
　　　　ふぁ、ぁあんっ」

きりきりと歯を噛みしめても、艶めかしい喘ぎがこぼれてしまう。

「すごいや。
　　こんなにおっきくしてる」

指摘されるまでもなかった。
秘珠がぷっくりと淫らに膨らんでいるのは、分かりすぎるほど分かっていた。

包皮ごしに軽くつつかれたり、くりくりと圧迫されたりするうちに、さらに容積を増す気がした。


けれど、時々、花蜜をすくっては注ぎ足す仕草は、ローターの容赦のない快感とは違って、どこか優しい。

拒絶の感情が揺らきだす。