この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真紅の花嫁
第17章 瑠璃の闇


いつになく積極的な真波に、陽介が戸惑った声を上げる。

「真波さん、今日はどうしたの?」

「すごく、寂しかった
   ……ん、んん」

「む、むぅ」

男の口をふさぎ、再度、舌を絡める。

大胆な動きで、くちゅ、ぬちゅ、と音がたった。
やましさと愛しさ。相反する感情で胸が張り裂けそうだ。


その間も、指使いはとめなかった。
ゆるやかに上下さすと、ドクン、ドクン、という脈動が感じられた。

もっと感じて欲しくて、指先に力を込める。
そうしているのが罪の意識なのか愛情なのか、自分でもわからなくなる。



硬さを確かめるように強く握ると、お返しとばかりに、舌を強く吸われた。
たっぷりと唾液を与え、真波もまた吸い返した。

情熱を込めたキスのやり取りに、身体が熱くなってゆく。

「ごめん。ずっと忙しくて」

「ううん、いいの」

首を振って、陽介の胸に相貌を埋めた。


「そのかわり……

   今日は、いっぱいして」



/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ