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Q 強制受精で生まれる私
第2章 1.0度目
 目は無だけをぼんやりと見つめているが、繋がれた生々しい電極から発せられるショックで、無理やり有の世界に引きずり込まれる。

「そんな…あ…うぅ…」

 無抵抗のまま毒を次々と流し込まれる。注がれる度に私を蝕み、倦怠感がどっと押し寄せる。

 事は終わった。だというのに目の前の強姦魔は、はぁはぁと吐息を漏らしながら、どこか納得いかない顔をしている。

「うん。今なら、大丈夫かな。」

 何が、と言うより先に先生の顔がこの上ない程近付いてきた。それと同時にプニッとした潤いのある感触が私の唇を覆い被さってくる。すぐさま湿気を含んださっきよりも分厚い擬音がつく感触が、私の口をこじ開けようとする。

 私は涎を垂らしながら、グキュグキュと声にならない悲鳴を上げるも、息苦しさに耐えられず侵入を許してしまう。鼻から激しく息を吸うと、ホカホカした真ピンク色の臭気にあてられて、抵抗する意欲が削がれていく。

「むぅー!!!んんんー!!!」

    
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