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Q 強制受精で生まれる私
第8章 3.0度目
診察室に戻ってきた先生は私を見るやいなや、しばし顔をしかめた後に、やれやれといった感じの苦笑いで首を横に振る。胸以外は肌一色の体を凝視されるのは慣れることはなく、無意識に体育座りで視姦から守ってしまう。
「私は上着を脱いで下さいとだけ言ったはずなんですが。熱心なのは嬉しいですが、こちらも準備がありますのでそう急ぐ必要はないですよ。そんな格好で待ってたら寒いでしょう?」
どうせ逃げられないように拘束した上、着ている下着をズタズタにされるのだ。そうなる前にこっちから先に脱いでいた方が身のためだ。…ブラは無くなっても仕方ないと諦めるしかない。何も着けてないのは流石に恥ずかしくて耐えられない。
「寒くなんかないです。どうせすぐに脱ぐんだから、別にいいじゃない。」
「そうですか。いや、体が震えていますのでてっきり寒いのかと思いました。」
この…鈍感男でもないくせにどこまでも減らず口を。何やら見慣れない器具をいくつか持ってきたようだ。それらのほとんどが見覚えが無いけれど、あれらで一体何をされるのかは想像に難くない。
「何ですかそれは…今日も私に挿れるんじゃなかったんですか?」
「…挿れる? やれやれ、何度言えば理解して頂けるのでしょう。今日は膣内には挿れないと言ったばかりですよ。」
信用するにはあまりに不足が過ぎる人間だが、先生は先に宣言したことは本当に守るつもりらしい。どういうつもり? 治療イコール挿入、射精のことじゃないの?
「私は上着を脱いで下さいとだけ言ったはずなんですが。熱心なのは嬉しいですが、こちらも準備がありますのでそう急ぐ必要はないですよ。そんな格好で待ってたら寒いでしょう?」
どうせ逃げられないように拘束した上、着ている下着をズタズタにされるのだ。そうなる前にこっちから先に脱いでいた方が身のためだ。…ブラは無くなっても仕方ないと諦めるしかない。何も着けてないのは流石に恥ずかしくて耐えられない。
「寒くなんかないです。どうせすぐに脱ぐんだから、別にいいじゃない。」
「そうですか。いや、体が震えていますのでてっきり寒いのかと思いました。」
この…鈍感男でもないくせにどこまでも減らず口を。何やら見慣れない器具をいくつか持ってきたようだ。それらのほとんどが見覚えが無いけれど、あれらで一体何をされるのかは想像に難くない。
「何ですかそれは…今日も私に挿れるんじゃなかったんですか?」
「…挿れる? やれやれ、何度言えば理解して頂けるのでしょう。今日は膣内には挿れないと言ったばかりですよ。」
信用するにはあまりに不足が過ぎる人間だが、先生は先に宣言したことは本当に守るつもりらしい。どういうつもり? 治療イコール挿入、射精のことじゃないの?