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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第63章 3日目・朝4 一男(いちなん)去ってまた一男
「『せっかく教えてあげたのに
ヒロくん、それから全然、LINEしてくれないの。
既読スルーばっか』
なんて、夏音ちゃん、言ってましたよ」


ヒロシくんにしてみれば、
そうなって当然だろう。
だって、アタシとTちゃんが
イケない関係であることはすぐに分かったはずだ。
ヒロシくんが落ち込む姿は簡単に想像できる。


まさかアタシのそんな場面に出くわすなんて
思ってもみなかっただろう。
見かけたって声をかけれるはずはない。


でも、まさか、、、
写真なんて、撮らなくてもよかったのに。
二人で抱き合ってキスしてる場面とか、
手をつないでホテルに戻る途中の写真も撮られていた。
どう見ても恋人同士だ。


ヒロシくんがその写真を持っていることが
この数日に起きたことにすべてつながっている。
別にヒロシくんに脅された訳じゃないけど、
もし夫にバラされたらと思うと
娘に知られたらと思うと
言うことを聞くしかなかった。
いやそれ以上のことをしてしまったのだ。


まさかセックスまでしてしまうなんて、、、
まさかヒロシくんがいなくなることが
寂しく思えてしまうなんて、、、


「でも、戻ってきたママが
あまりにもご機嫌だったから、
絶対会ったに違いないって、
ボクにも教えてくれました。
でもヒロくん、
全然、連絡くれなくなっちゃったって
悲しんでましたけどね」


ご機嫌だったのは、確かだ。
だって、アタシ、、、
あの夜は、久しぶりに会えたのが嬉しくって、
本当にたくさん、
Tちゃんに抱かれた。
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