この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白昼夢、1
第2章 痒みある場所

白昼夢、4
3、痒みのある場所−1
その日は特に妄想の余韻が強かったので、会社の最寄り駅で電車から降りた紀美子は飛び込むように駅のトイレに入った。下着をずらして股間が濡れていることを確かめる。ここでクリトリスを触ってしまったら紀美子はもうそれを止めることができない、そうなることがわかっていた。できるだけ触らないように下着に着いたぬめりをとってティッシュを当てて未練たっぷりにトイレから出ようと思った。
でも膣の中が痒い。
なんだろう、最近膣の中が痒いの。
更年期になると膣が乾燥して痒みが出ることがあると聞いたが、紀美子もその年齢では有るが、妄想で下着を濡らすほど潤っているはずなのに膣が痒いの。
仕方ないので中指を入れて見た。
じーんと痺れに似た感覚が腰全体に広がる、
手を添えた時に手首が股間の真珠に当たってしまった。強烈な快感が紀美子を襲った。
「ハアあああ〜」
アゴが上を向き両足が痛いぐらいに広がり股間を突き出す様に便器の上で身体が跳ねた。
指が痒い所を見つけ優しく動かすのだがいつもと感じ方が違いすぎる。
「うあああ〜」
声を出してはいけないと思っても止まらない。
「ハアハアハア、ダメ此処じゃダメなのに」
中に入れた指を少し曲げる。
コリコリとした所が堪らないぐらい気持ちいい。
紀美子は小さな声で呟く。
「気持ちいい気持ちいい気持ちいい!」
「ああダメ太いのが欲しい。此処に欲しい、ああごめんなさい、痒くて堪らないのなんとかして」
「さっきのあの男の太い肉が欲しい、逞しくて太いあの肉の硬い物が欲しいの」
指が細かく揺さぶる様に動かして膣の中、外の真珠や女性の肉ヒダを刺激している。
指の間から白い愛液が垂れるぐらい感じてる。
「クチャクチャクチャクチャ」と大きな音がして思わず叫びそうになる。
「おかしくなる私は変になっちゃう!」

