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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

更に男の人に不信感と恐怖感もあるものだから…


アンバランスな中身は相変わらずで。
気付けば良い年になっちゃったわたし。

成長したのは名刺交換スキル。


………＠元の世界

わたしを横目で見ながら会社の上司が言った。

飲み会の終わりの時間に。


アラサー女子で交際未経験と交際？
ナイナイ。　高齢の処女を貰うの重いし、

そんな度胸ないわあwww

……………

そういって、美人の奥さんがいる上司は
タクシーひろってドヤ顔で
風俗街に消えて行ったなー

今から花街に行くに当たり
誇らしげなのは何故かね。
武将が女遊びするのも誇りみたいなやつかね。

あの手の男は戦国時代に飛ばされても
下半身だけで成り上がりそうな生命力。

座右の銘は天下布武とか？

それで、何気ない台詞で人を全否定して大勢の前で貶めるんだよね。
別にこちらは何も言ってないのに。

彼氏はいるのと聞かれた時に
付き合った事が無いなんて
正直に言わなきゃ良かった。

『風林火山』

会社の七夕イベントの短冊に
わたしが描いた文字。

願いですらない。

もう永遠に風俗街から出てこなきゃいいのに。