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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

なんだろね
ほんまに一生懸命生きててもさ

幸せになれるわけじゃないんだよね。

努力したら幸せルートなら
多分とっくに幸せだよ。

育つ家庭や運に恵まれて
「普通」に育った女の子が、

まっとうな両親に愛されて
お父さんみたいな人と結婚するんだー♡
なんて言える女の子が

高確率で自由に恋して幸せになるんだよ。

確か本で読んだよ。

男の人は、男親を尊敬出来ない女子を選ばないって。

そのまるで儒教国家的な朱子学セオリーで行くと、
「人として」尊敬出来ない男親を持った女子は

その傷を素直に愛した男性に話してしまい
理解を求めたら

軽蔑されるってやつだね。

親なんて選んで生まれる事が出来ないのに
値踏みされて、査定されるんだ。


“ちゃんとしたお嬢さんか？”って


不公平なもんだ。
結局恵まれてる人が、
そんな苦労？えー！したことない！って人が

純粋培養の愛されオーラを放てるだなんて。


だから家庭環境が激悪なわたしは
あんなセクハラめいたことを
上司から職場で言われる羽目になったのかな