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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

タオルは…多分わたしを看病する為に、握っているんだと思う…

有難う…
ルーさん…

…

……さ、寒い…


何この悪寒…


ガタガタガタガタ


震えが止まらない……

しばらく震えていると、ルーさんの長い睫毛が揺れて瞳がパチリと開いた。


「ナノ…？大丈夫？？」


ルーさんは横になったまま、わたしの頬に優しく手を当てると叫ぶ。


「！ヤダ！！アンタめちゃくちゃ冷えてるじゃない？！！」



「さ、寒くて…」


ガタガタガタガタ…


震えるわたしを見て、ルーさんがスッと半身を起こした。

そのままおもむろに服を脱ぎはじめる。

…？？


わぁーお∑


ナニこのき、筋肉…スゴっ∑∑

胸筋が盛り上がっており、腕も力強く筋肉が付いている。

お腹もライ○ップのCMのアフターの人みたいに割れてる…

着痩せしすぎだし。

あの服の下にこんな筋肉が？？

じゃ、無くて。