この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
菜の花の居場所カフェにようこそ!!feat異世界オカン系男子
第2章 歩けないでござる!!オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

「ナノ、はい、コレ!!」
ルーさんが、白い木の杖を渡してきた。
その杖はとてもしっかりしており、地面に着く先はゴムが着いていて大きく、安定性があった。
T字になってる握り手の下には、赤い小さなリボンがさり気なく括られて固定されている。
そして、その下にはナノと歪んだ字が彫ってあった。
オシャレで、素敵な杖。
「!わぁ!!可愛い杖!!」
「さっき聞いて作った急ごしらえで悪いんだけど、使ってくれる?」
ルーさんはにっこり笑った。
わたしがぐるぐると考えてる間に、ルーさんは歩行訓練用の杖を作ってくれたんだ。
ニュウさんに片仮名聴いたんだ。
元の世界の字を使ってくれて……
ああ、温かいな、この人の心は…
「ルーさん、有難う!!!」
「気に入ってくれたら良かったわ!」
こんな事、お母さん以外の誰かにして貰った事があっただろうか。
自分が歩けるようになる為の杖を作ってくれるなんて…
ルーさんが、白い木の杖を渡してきた。
その杖はとてもしっかりしており、地面に着く先はゴムが着いていて大きく、安定性があった。
T字になってる握り手の下には、赤い小さなリボンがさり気なく括られて固定されている。
そして、その下にはナノと歪んだ字が彫ってあった。
オシャレで、素敵な杖。
「!わぁ!!可愛い杖!!」
「さっき聞いて作った急ごしらえで悪いんだけど、使ってくれる?」
ルーさんはにっこり笑った。
わたしがぐるぐると考えてる間に、ルーさんは歩行訓練用の杖を作ってくれたんだ。
ニュウさんに片仮名聴いたんだ。
元の世界の字を使ってくれて……
ああ、温かいな、この人の心は…
「ルーさん、有難う!!!」
「気に入ってくれたら良かったわ!」
こんな事、お母さん以外の誰かにして貰った事があっただろうか。
自分が歩けるようになる為の杖を作ってくれるなんて…

