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菜の花の居場所カフェにようこそ!!feat異世界オカン系男子
第2章 歩けないでござる!!オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

ベッドサイドに置いてある水を飲もうとして、
手を伸ばす。
手が震えてる。
いや、ルーさんはそんな人じゃない…
それに、わたし、拒否しなかったじゃない??
(しかも先に抱き締めたのはわたし…)
でも……
水を飲むと、グラスを置こうとして動揺で手が滑った。
残りの水がベッドにひっくり返り溢れる。
「あっ!!」
ビシャビシャになったシーツに思わず悲鳴を上げると、
「ん?大丈夫?どうしたの…?」
その声でルーさんが起きてしまった。
「ご、ごめんなさい!!お水が…」
身を起こしタオルを探そうとして、何も身に着けていない自分の姿に気付く。
「!!」
ベッド下にルーさんとわたしの脱ぎ散らかした下着とパジャマが見える。
…自分の人生に、こんなトレンディドラマとか、少女漫画みたいなシーンが…??
「ぴ、ぴぎゃー∑」
叫ぶわたしをルーさんがタオルケットでそっと包む。
「拭いておくから、ナノはまだ眠りなさい。早く目が覚めちゃったのね。」
ルーさんは何でも無いように話すと、ベッドから降りる。
いつのまにか腰にタオルを綺麗に巻いてらっしゃる。
吾輩は、全裸である。
名前は…あるけどさぁ…
夏目漱石とか言ってる場合なんか?
ルーさんは絵になるよね…
マッパでも、ギリシャ彫刻みたいに違いない…
マッパ…
数時間前がフラッシュバックする。
……
…うぅぅ…
手を伸ばす。
手が震えてる。
いや、ルーさんはそんな人じゃない…
それに、わたし、拒否しなかったじゃない??
(しかも先に抱き締めたのはわたし…)
でも……
水を飲むと、グラスを置こうとして動揺で手が滑った。
残りの水がベッドにひっくり返り溢れる。
「あっ!!」
ビシャビシャになったシーツに思わず悲鳴を上げると、
「ん?大丈夫?どうしたの…?」
その声でルーさんが起きてしまった。
「ご、ごめんなさい!!お水が…」
身を起こしタオルを探そうとして、何も身に着けていない自分の姿に気付く。
「!!」
ベッド下にルーさんとわたしの脱ぎ散らかした下着とパジャマが見える。
…自分の人生に、こんなトレンディドラマとか、少女漫画みたいなシーンが…??
「ぴ、ぴぎゃー∑」
叫ぶわたしをルーさんがタオルケットでそっと包む。
「拭いておくから、ナノはまだ眠りなさい。早く目が覚めちゃったのね。」
ルーさんは何でも無いように話すと、ベッドから降りる。
いつのまにか腰にタオルを綺麗に巻いてらっしゃる。
吾輩は、全裸である。
名前は…あるけどさぁ…
夏目漱石とか言ってる場合なんか?
ルーさんは絵になるよね…
マッパでも、ギリシャ彫刻みたいに違いない…
マッパ…
数時間前がフラッシュバックする。
……
…うぅぅ…

