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第2章 歩けないでござる！！オネエとわたしと異世界リハビリの日々。

ルーさんがテキパキ水を拭いてくれる。

恥ずかしくて目を開けられなかった。

眠ってるようで、まだ起きてるでごじゃる。
タイミング、完全に逃しちゃった…


そのままウトウトしてしまう。
あの異世界に来た出来事以来、眠さが異常。



あ…
またルーさんの手だ…
温かい、手……


身体を包んでいたタオルケットを剥がされ、
また一糸纏わぬ姿にされる。


外は少しずつ明るくなっていて…
完全に全て見られちゃってる…


うぅ…毎度ながら恥ずかしぃよぅ…
でも、ルーさんの手は、温かくて……
気持ちが良いの



ルーさんに、手早くポンポンが着いた、
可愛くて柔らかいガーリーな
ベージュのガウンを着せられる。


ガウン柔らかいなぁ…
今日はネグリジェじゃないのか…
下着も無い…
（下着着脱されるのが当たり前になってる恐ろしさ…）


Why？？
謎だらけ。



んー…解らん…
解らん　　　ニャ………


毛布を掛けられる心地良さから、
わたしはまたもや眠ってしまった。


◆


二度目に目覚めると、強い光が眩しかった。
日が燦々と部屋に入ってきてる。


朝じゃない…？


ルーさんは隣に居なかった。

ゆっくり身を起こすと、杖を付いて、歩いてみる。

隣の部屋に行けた。