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甘い復讐
第4章 公開処刑 1日目
アルバートが、部屋の隅に控える男に合図を送ると、男は壁に取り付けられたレバーを降ろした。

ガシャンという音と共に


ガチャン
ガタガタガタガタ

歯車が回る金属音が響き、部屋の天井が開き、サラを乗せた床の一部が、上がりだした。

「???!」

そして、そのまませり上がり、見えた光景に、サラは思わず目を背けた。

床ごと上がった先は、舞台の一部になっており、舞台の前には数百人の人間が集まっていた。

どうやら、町の広場に舞台を設え、その下が先ほどの部屋になっていたようだ。



全裸で開脚したままの姿に視線が集まる。

片手に収まるほど、やや小振りだが、形の良い乳房。
先端に付く、小さな可愛い乳首は、薄いピンク色だ。
大きく拡げられた足の奥の大切な部分には、髪と同じブロンドの恥毛が、うっすらと生えているが、それでは到底覆い隠すことが出来ず、クリトリス、膣口、肛門までが、はっきりと見えてしまっている。


そして、屈辱的なことに腹には剣が刺さったままである。


「まさかあの女、吸血鬼だったとはな!」
「今まで、よくも騙してくれたな!」
「俺、あいつから酒を買ってしまったぞ。毒とか入れてないだろうな!」
「ふん。無様な姿だな!お似合いだ!」
「さっさと死んじまえ!」


広場に集まった人々は、口々に罵声を浴びせた。

サラの瞳から、悔しさと恥ずかしさで、涙が溢れる。



アルバートが口を開く。

「この女は、凶悪な吸血鬼だ!
その証拠に、剣が刺さっているにも関わらず死なない。

吸血鬼は、存在そのものが神に対する冒涜で、悪なのだ!

よって、これから、この女を処刑する。
神を冒涜した罪は重い。
最高の苦痛を持って、この女は死ぬのだ!」


酷い。
酷すぎる。


私は生まれてから、人の血を飲んだことも無いのに。


いつも人間に気を遣って、どうやったら人間と上手く付き合えるのか、ずっと考えてきたのに。




私達は、生きてるだけでいけないの?

悲しみ、怒り、絶望、、、色々な感情が込み上げてくる。
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