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甘い復讐
第16章 公開処刑5日目 夜
濃い血の臭いが部屋に充満している。

アルバートは、短剣で腹の中を滅茶苦茶に掻き混ぜた後、腹を切り開いて内臓を抉り出したい欲求にかられていた。


「あーっ!くそっ!」


いくらサラが死なない身体であっても、余りに傷付けると、意識を失ってしまうだろう。
もっとこの女が狂う様が見たい。
その為には、身体を破壊しすぎてはいけない。


一方、サラは夢中で腹を突き出し、内臓を抉っていた。


ビクンッ!ビクンッ!と全身を痙攣させながらも、必死に身体を仰け反らせている。


その顔は、涙や涎でぐちゃぐちゃになっており、もう視点も定まっていたないようだ。


「あ゛あ゛っ!あっ!あ゛っ…ああっ!」


呆けたように開いた口からは、喘ぎ声だけが発せられている。


壊れたように、異常な快楽を求めるサラの姿を、アルバートは美しいと感じていた。


本当は、ずっともう魅了されていたのかもしれない。


吸血鬼どもを、拷問し、陵辱の限りを尽くしてから、虫けらのように殺すことで復讐を遂げようと考えていたのに、この女の快楽に溺れる様を、ずっと見ていたいと思った。


ズチュ!ズチュ!ズチュ!


アルバートが腰を振る度に、結合部からは愛液と精液が混ざったものが、泡立って溢れ出てくる。


張形で滅茶苦茶に拡げたのに、サラの膣内は処女のように狭く、アルバートのペニスを強く締め付けて来る。


「…うっ…っ!」


とうとう耐えられず、アルバートはサラの中に欲望をぶちまけた。


と同時に、サラもビクビクビッ!!っと連続で痙攣した後、派手に潮を吹いて、果ててしまった。


アルバートがペニスを抜き取ると、サラは少し喘いで、身体をビクッ!とさせたが、脚を拡げたままの姿勢でぐったりとしている。
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