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Memory of Night 2
第7章 緊縛イベント

 目に映った瞬間、指じゃ届かない最奥の部分がひくひくと収縮し始めていた。奥に欲しい。ぐちゃぐちゃに貫かれたい。そんな願望が頭の中を支配する。

「晃……」

 朦朧とする中見上げれば、晃は微かに笑った。

「ほら、おねだりしてごらん、宵」
 命じられるまま、頷く。熱に浮かされた今なら、ほとんど抵抗なく口にできた。
 宵は大きくなった晃のに拘束具越しの両手を添えて、掠れた声でねだった。

「これで奥……ぐちゃぐちゃにして」
「ーーよく言えました」

 バックの体勢のまま思い切り貫かれた。

「ああああ……!」

 嬌声が響く。奥を広げられるのがたまらなかった。数回差し入れされただけで、宵は上り詰めていた。立て続けに三回。呼吸を整える暇もなく体をひっくり返され正常位の格好にされる。

「あ、あ、あぁ……っ」

 宵はとっさに腕を伸ばしたが、手袋が邪魔で上手くすがれない。
 それに気付いた晃が拘束具を外してくれる。宵は晃の首に両手をまわし、自分の方へと引き寄せた。

「……可愛いことしてくれるじゃん」
「んん、あ」

 晃の声にも艶っぽい吐息が混じっている。

「俺も宵の中でイキたい。もっと激しくしていい?」
「は……ん、死ぬっ……」
「天国に行けるかも」

 晃はピストンのスピードを早めた。ギリギリまで抜いて、最奥を貫く。
 宵の頭を抱え、深く口付けた。

「ふ……んう、んん……!」

 中で晃のが弾けるのを感じ、宵も達していた。
 泥のように全身が重く朦朧とする中、晃の声が耳に優しく響いた。

「宵、愛してるよ。ーー俺以外とのセックスなんて、全部忘れていいよ」
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