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Memory of Night 2
第21章 宣伝用ポスター

「もちろんお店の宣伝も兼ねてるんだけど、今回アメリア先生の教室の宣伝がメインなんだ。花魁ショーを断るための妥協案に提示した条件が君を使っての宣伝用ポスターの撮影ってことだから、まあ当然なんだけども。あ、彼女が日本舞踊の先生してるってことは前に話したよね? 講師として学校なんかに呼ばれたりもするようだけど、彼女自身で教室も開いてるんだ。日本舞踊や着物の着付けのね。だから和装にはなっちゃうと思うけど、そこは了承してほしい」
「…………そうなんですね」

 和装と聞き、一年前に晃に着せられた浴衣が浮かぶ。あの動きづらい格好をまたするのかと思うとすでに拒否したい気持ちでいっぱいだった。
 だが女装は嫌だときっぱり伝えたので、そんなに面倒なものは着ないはず。男ものの和装というと、甚平や袴(はかま)だろうか。それくらいしか宵は知らなかった。

「……心配しなくても、大丈夫だよ。露出の高い衣装とか過激な格好はさせないから」

 楽しそうに笑いながら亮が言う。

「…………」

 そっちの心配は全然していなかったが、口に出されると逆に不安になってくる。そもそもこの店自体がいかがわしい店なのだから。
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