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Memory of Night 2
第28章 独占欲

 宵は声が震えそうになるのをどうにか堪えていた。両乳首への緩い愛撫は止まらない。
 質問に答えているだけなのに、声が上擦りそうになってしまう。

「その人、前の緊縛体験で前に出ていた人だろう? あの男に言い寄られてたわけ?」
「んん……っ、もう、乳首から手、離……」
「ダメ、ちゃんと答えてくれたら考える」

 胸の突起を弄ぶ晃の両手首を掴んで引き剥がそうとしたが、びくともしない。
 息が上がる。ずっとそこだけを弄び続けられると、もどかしいような切ないような感覚がせりあがってきて、宵は身を捩った。

「答えて」
「……っ。そう、その人。でも別になんも……っ、んん」
「本当に何もされたことない?」
「な、い……っ、ちょっと口説かれたことはあったけど、あんなん、ただの言葉遊びだよ、あ……っ」

 たまらず背をしならせた。
 晃の執拗な乳首への刺激で、前は立ってしまいそうだった。

「もうやめろって……っ。そこばっかされたら乳首……痛くなる」
「ヒリヒリしちゃう? じゃあ消毒しなきゃ」

 離せという意味で言ったのに、晃はティーシャツを捲り、赤く腫れたそこに舌を這わせてきた。

「わ……やだっつの……っ」
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