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Memory of Night 2
第28章 独占欲

 眠いわけだ。
 そういう晃の声の調子はいつも通りで、少しほっとする。

「宵もお風呂入ってきなよ」
「うん。つか先寝てていいからな」
「やだ」

 晃は短く拒否し、宵の唇に自分のを重ねる。
 軽い口付けで終わるだろうと思っていたのに、晃はなかなか離れなかった。唇の間に舌を差し込み、無理矢理こじ開けてくる。

「ん……っ」

 顔を背けようとすると、今度は頭の後ろに手を添えられそれも邪魔される。
 吸われた舌から、ぞくりと甘い痺れが背筋を這い上がっていくようだった。
 しばらくねっとりとディープなキスをされ、ようやく唇が離れる頃には全身の体温も上がっていた。

「……やっぱまだ機嫌悪い?」
「えー、別にー」
「嘘つけ、わかりやすいんだよ。さっきだって態度に……うわっ」

 そこで宵の言葉は止まり、軽い悲鳴が漏れた。
 気のない返事と晃の行動は真逆で、晃は宵の体をソファーに押し倒し、ティーシャツ越しに両乳首を弄ってくる。

「あ、やめろって……っ」
「さっきハル姉や店長さんがしてくれた話の中で、初耳なことも多かったね。土方さん、だっけ? その人の別宅に泊まるのとか聞いてない」
「言おうと……思ったけど、言いそびれて……」
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