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Memory of Night 2
第28章 独占欲

 弾けた欲望がどくどくと迸り、止まらない。晃の腹や太ももを汚した。
 口の中も肉厚な舌に犯され、気持ちいいを通り越して苦しいくらいだった。

「は、あ……」

 ようやく絶頂の波が落ち着き、宵は晃の胸にもたれ掛かり、荒い呼吸を繰り返した。
 暑すぎて、くらくらする。
 だがゆっくり余韻に浸らせてはもらえなかった。

「……後ろに、挿れていい?」

 耳元で囁かれる。吐息混じりの声から晃も余裕がないとわかり、宵は慌ててぶんぶんと首を振った。
 ここじゃ、やはり厳しい。

「じゃあ口でして」

 返事も待たず、晃は体の向きを替え、浴槽の縁に座った。硬くなった欲望を目前に晒され、宵は真っ赤になった。
 促され、咥える。すでに晃のは先走りが滲み、少しの刺激で達してしまいそうなほど硬く大きくなっていた。

(焦らしてやる……)

 散々意地悪をされたのだ。すぐイカせてなんてやらない。
 ささやかな仕返しのつもりで先だけを咥え、横笛をふくように竿を舐めるにとどめる。

「は……」

 晃の息遣いも浴室内で反響し、その色っぽさにぞくりとした。

「宵、もっと奥まで……咥えて」

 掠れた声でねだられた瞬間、頭を抑えられ、喉奥に押し込まれた。

「ぐ、うぅ」

 苦しさに、眦に涙が滲む。
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