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Memory of Night 2
第48章 蜜月

「あ……っ」
つい逃げ腰になる。
「二本目」
「……んんっ」
痛みを伴うかと覚悟したが、思いのほかそれはなかった。
奥への刺激がたまらない。
もう片方の乳首も、晃は同じように唇と舌で愛撫してくる。
息が上がり、体温が上昇していくような気がした。
「あ、晃……っ」
つい目前の晃の頭を抱きしめると、晃は意地悪く笑った。
「ん……? 気持ちいい? 宵のもう先走りで濡れてる。こっちは触ってないのに」
「言うなって……っ」
自分の体の反応は、自分が一番よくわかっている。
わざわざ口にしないでほしい。
「三本、はきついかな?」
「いい、平気……っ」
もどかしくて仕方がなかった。勃起したそれにも、中にも、もっと刺激がほしい。
だが晃は、なかなかそれを与えてくれない。焦らすように二本の指の抜き差しを繰り返すのみ。
「は、あ……んん」
宵の体がびくびくと震える。
「可愛いね……。いっぱいいじめたくなる」
「やだ……っ、変態」
「そういう酷いこと言う?」
晃はお仕置きと言わんばかりに右側の乳首を噛む。
「やあ……!」
痛いのに、それだけではない感覚があった。
晃はもう一本の指を宵の中へと挿入した。
「あ……はぁ……」
「これで三本、俺のと一緒くらいの太さになるかな」

