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オッドアイの青年
第9章 2人のセフレ?
瑠璃は真里と同様に高校時代の都大会に出ていた公平に一目惚れして当時は周りの女の子達が居て声さえ掛かる事も出来なかった…

周りから聞く情報で付き合うことは絶対してくれないらしくスポーツにしか興味がないらしいと諦めていた…

大学進学など一年近く受験や大学に慣れるのに必死だったがようやく周りを見る余裕が出来て高校時代の彼氏とは自然消滅していた…

そしてたまたま交流がある大学にサークル活動で行った時に昔一目惚れしていた相手がキャンパスを歩いているのを見つけ女の人と話しをしているのを見た…

私じゃ彼女なんて…無理だろうなぁ…一回でもいいからデートして欲しい…

そんな風に思って秋にキャンパスで歩く公平に声をかけてしどろもどろに言ったが何故ため息と一言忙しいからと言って断られた…

サークルを口実に公平を見たさに何度も顔を出して見つけると自ら挨拶するようにした…

大学でもやはり付き合っている子はなく周りも遠目に見ている様だった…

隣には2人でモデルが出来ると思うほどのカッコイイ人と話している事が多い…翔と言うらしく彼女もいるらしい…

同学年の人気はこの2人が攫っている…

冬休み前にもう一度声を掛けたが…面倒くさいと言われて泣きそうになった…

公平は冬休みをどうするかと年末年始は去年と同じ…それまでは家庭教師のバイトが少し増えてあみと真里を一度づつ相手する…そして雪も…

終業後に…一年のあゆみが…

あゆみ「…先輩…」

公平「はぁっ…またお前か…で?」

あゆみ「…ホントに一度だけですからデートしてください…」

あゆみは周りの非難も無視してこうして公平に声を掛けて来る…デートして…人気が無ければ抱いてください…

一年の中でも可愛い上位にいるあゆみは大学に入って公平に夢中になって半年ほどしてたまたま状況的な2人になった時声を掛けた…と言ってもう廊下ですれ違った時に周りに誰も居なかっただけだったが…

それから事あるごとにこうして声を掛けて来る…一年入学当初はバタバタと告白して来る女がいたが全てばっさり切り捨ててやった…

それ以降は無くなったがあゆみだけは未だこうして声を掛けてくる…

翔に言われた事もあり…公平が問い返したあと周りに多少人がいる…



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