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訪問 パティシエSana
第16章 妻と愛人のひとり
「今朝ほど居たでしょに、引っ越してきたのよ。今日」と三奈子が足して言った。
「引っ越してきた。そんなの聞いていないが・・・」
「今、言いましたよ。良かったわね、あなた。選り取り見取りで頑張れますよ」
「なに、なにを頑張れって」
「わたしMinaかSanaを毎晩選べるからよ」とさらに、
「両方てのもありだけど、身が持たないと思いますよー」
「両方とは、何が両方だ」
「決まっているでしょうに。妻と寝るか愛人のひとりと寝るかそれとも二人共を選べるのよ。良かったでしょう、あなた」
「俺が選んで寝るのか」
「今日はもうSanaは寝たから駄目ね、わたしとするかしないかの二択です」
「そんな話は聞いたことがない、・・・」
「しょうがないでしょう、自分で手を出したからね。責任取らないとねー」
「責任か・・・」
「如何するつもりなの、Sanaのこと。お払い箱にするつもりなの。それともわたしがお払い箱の方かしら」
「それはないかも」
「どっちもないならこれが一番なのよ」
「三奈子はそれで良いのか。同居で良いのか本当に」
「好いわよ、Sanaはいい子よ。とってもね。でも言っときますが、二人目はないので宜しくね」
「二人目・・・」
「そう二人目よ。深みに嵌るまえに何とかしなさいよ。Sanaだけにしとく方が良いわよ」と言って話題をかえて、
「では、お食事を召しあがれ。今日の献立は愛人Sanaの手料理です。とっても上手で吃驚しました」と三奈子が続いて言った。さらに、
「そうそう、お知らせしときますが私たちSanaとMinaは、愛し合っているのでよろしくね」と言って手に持っていた茶碗をとコントローラーを林の前に置いた。
「愛し合っているって、Sanaと三奈子がかね・・・」
「我が家は愛人との巣になって大変なのよ、あなた」
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