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訪問 パティシエSana
第1章 出会い
 訪問はネット回線の設定である必然パソコンの設定をしなければならない。あの男はFFFと言う派遣組織と契約をしており、携帯にメールで訪問設定依頼が来ることになっている。本日の訪問も型通りの依頼があり、訪問する時間の連絡を前日にする決まりになっていた。が応答はついになかった。アポなしの訪問である。訪問日は本人の希望日で午前、午後、夕方が選べるようになっている。女は午前の選択であった。

 早速、作業の内容説明と承諾のサインを頂戴し、PCの電源をONにしてもらうこととなった。その間、あまり室内や容姿を見ないようにしている。目の端々から家具や調度品がほとんどないガランとした六畳の畳部屋と、それに続きの畳部屋にはひかれたままの布団と薄がけが見えた。それは寝乱れていた。どうやら一人暮らしで越してきたばかりのようすである。木製のテーブルが不釣り合いに大きく壁際にあり、その上にノートパソコンが置かれている。
 インターネットにパソコンを接続する設定を進めていたあの男がふと振り返ったら、斜め後ろに座って作業内容を見ていた女と目が合った。あの男は慌てて視線を戻して接続を完了させた。後ろから見られているのはやり難いが仕方がない。パソコンを再起動させた。パソコンが立ち上がるまでそのままの姿勢で画面を見ている。すると急に女が居住まいを正して背後に近づいてきた。背中に当たりそうな位置まできて目を見開いて画面を凝視しだした。丁度パソコンのあるテーブルと女に挟まれた状態になった。すぐ横で女の息遣いが聞こえる。パソコンの画面が切り替わりスタートアップ画面になったなり、別画面がいきなりポップアップ表示された。
「あっ」と思わず声が出た。
 裸体の男と女がまぐあったものであり、男のペニスがまさに女の秘所に半分ほど挿入されたものであった。局所はぼかされていなく、陰毛が全くないパイパンの無修正画像であった。
 女は深いため息とともに、俯いて言った
「何とかなりませんか」
 そして、吐き出すようにまた言った
「パソコンを起動すると必ず出てきて消えないのです」
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