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せいかつにっき
第1章 期待
私がKに会ったのは平日の夜7時頃の古本屋。

45巻を探していたらKが先に読んでいた。私はその先を知らなかったしそのまま帰る気にもなれなかったから話しかけてみた。すると彼は譲ってくれたが、ふと見せた暗い表情が腑に落ちなくて、解説してほしいという理由をつけて漫喫に誘ってみた。そうしたらちょっと考えて私が奢るならという理由で受け入れてくれた。

もちろん私には下心があったけど、彼にはなかった。彼は塾をサボっていて、塾が終わる時間までの暇潰しをしていたらしいから都合が良かった。一応2つ隣同士で部屋をとったが、私はすぐ彼の部屋に行ってマンガの話をした。部屋が狭いので必然的に距離が近い。彼は少し目のやり場に困っていたようだった。そしてヒソヒソ話をするのも限界だった。天井は解放されているから他の客に迷惑がかかる。

私は黙って彼のことを見つめた。彼はすぐに理解した。高校生の男子が性欲を我慢できるわけがない。あまりにも大胆だけど、ブラック企業を辞めて引っ越してきたばかりだったから少しおかしくなっていたんだと思う。直感的に愛を求めていた。

彼はキスをした。

はじめは優しいキスだった。そして私が本能的に彼を抱きしめると彼は私の身体を撫で回した。全身で女体を味わうように身体と身体を擦り付ける。彼は警戒するように上を見て、そして私を見た。その目は肉食動物のようだった。ライオンが草食動物をむしゃぶり尽くすようにわたしの胸を好き勝手にした。

まだ高校生になったばかりの青年に犯されている興奮で私は濡れた。彼は容赦なくその肉棒を入れてきた。ゆっくり、ゆっくり侵入してくるブツが愛おしくて仕方がない。激しくされるより、ゆっくり抱きしめられながら奥に奥に入れられるのが快感だから。

しかし狭い空間にも限界がある。ゴムもないし。数回のピストンで断念した。

すぐに会計を済ませ、彼はコンビニに突っ込んで手際よくコンドームを買った。何の迷いもない姿に男子高校生の性欲の鋭さを知った。側から見ればおかしな2人だからわたしはちょっと後ろを歩いてついて行く。

辿り着いた場所は、駅の裏手の多目的トイレ。彼は鍵を閉めて私を目一杯抱きしめた。私もそれに返した。その熱量がたまらなかった。彼は私の中をゆっくりゆっくり味わった。バックで突かれながら彼は私の腕を掴む。

私は、犯された。その事実だけで絶頂した。



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