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Kiss Again
第11章 岩田の恋バナ
 岩田と別れた後の電車の中で 久しぶりに大沼加奈子のことを 考えた。

 あんなに夢中だったのに すっかり思い出すことはなくなっていた。 と、いうか 忘れてしまっていた。
 初めての相手だというのに そんなものなのだろうか。

 本当に夢中だった。
 加奈子と過ごす時間をつくろうと 毎日 必死だった。
 気が強い子だったよなぁ。

 それが 体育教師と結婚、か。 どんな奥さんになっているのだろう。

 告白して 付き合うようになって キスまでは おれの人生で 最短だよな。 それからセックスするようになるまでだって 結構な早さだった。

 加奈子のEカップのおっぱいを 初めてさわったときの有頂天さは 思い出すと笑ってしまう。 少し汗ばんだたわわなおっぱいを両手に握ると 勃起しまくりで どうしていいのかわからなかった。 週刊誌なんかで見るヌードモデルの乳輪より 加奈子のそれは大きめで それが淫美に見えて ますます興奮したものだ。

 加奈子の部屋で 初めてセックスした時のことは 今でも鮮明に思い出せる。
 ベッドは 加奈子の甘酸っぱい匂いで 息苦しいほどだった。

 「はじめてなの。 やさしくしてね」
 そう言われても どうすればいいのか まったくわからなかった。 無我夢中で おっぱいに吸いつき 無我夢中で 秘所に指を這わせた。
 耳元で 「そんなにあせらないで」と 加奈子のハスキーな声がして 一層焦ったものだ。 加奈子のパンティを脱がせるときなんか 手が震えた。

 「ちゃんと着けてよ」
 と言われて 硬くなったペニスに 用意していたゴムを着けようとしたが なかなかうまくできなくて 一つ目は駄目にした。
 そんなこと 今、思い出せば笑い話だが 当時は 恥ずかしくて 自分が無能な男のように思えたものだ。
 充分潤っている加奈子の中に 挿入しようとしても お腹にくっつくくらいに勃起しているものだから うまく扱えなくて 焦る一方だった。 
 焦れったく思ったらしい加奈子は おれのペニスに手を添えて 導いてくれた。

 そのとき 「はじめて、じゃあない」と思ったが そんなことは 一瞬頭をよぎっただけで 挿入できたことに有頂天になり 腰を動かすことに気をとられ すぐに 忘れた。


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