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不誠実なカラダ
第2章 所詮体と心は違うもの
「はぁああ、はあああっ!」

気持ち良すぎて、涙が出てきそうになる。

「いいっ……気持ちいいっ!」

こんなに快楽に溺れるのは、初めてだ。

「イッていいんだぞ……」

耳元に、部長の声が聞こえる。


「ああっ……!」

私は我慢できなくて、両足を少しだけ閉じた。

でも、部長がそれを許してくれなかった。

「イケよ。俺の体で。」

「あっ!」

もう無理と思った時には、体がビクッと大きくうねった。


「はぁはぁはぁ……」

私の体の上で、ぐったりしている部長がいた。

「やっと……イかせた。」

私はボーっとしながら、天井を見上げていた。

部長の体がひんやりしながら、私の熱を奪っていく。

それが心地よくて、私は部長をぎゅっと抱きしめた。


「高杉。もう、俺だけのモノにならないか?」

その言葉を部長が言った時は、私は夢の世界へと行っていた。
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