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フレックスタイム
第1章 午前7時の女
「んっ?あれ?」
外の光が差し込んできて眩しくなったのか、
社長が目を覚ました。


「おはようございます」と私が言うと、

「あれ?俺、佐藤さんのこと、襲っちゃった?」

「どこまで覚えてます?」

「俺が不用意なコトを言っちゃって、
佐藤さんが震えてたから、
思わず抱き締めたんだよな。
そしたら、良い匂いするし、
胸とか柔らかいなと思って…」

「それで?」

「…ごめん。覚えてない」

「私を押し倒したんですよ?」

「うわ。最低だな。
それで覚えてないとか言ってるのか」

「それで、脚とかも絡まって…」

「うん…」

「そのまま爆睡したんですよ」

「えっ?」

「隣に妙齢な女性が寝てるのに、
グーグー寝てるけど、
脚とか腕とか絡んでるから、
私、動けなくて、
メッチャ重たい状態で、朝を迎えました」

「もっと最低だな。ごめん」

「私に色気のカケラもないこと、
よく判りましたけどね?」と笑った。

「朝食、作ってきますね?
土日も同じ時間に起こした方が良いですよね?
パンケーキとか、食べさせても大丈夫ですか?
って、あの…社長、どいてください。
重くて起きれません」と言った。


「やだ。
キスしたくなった」と言うので、

「そんな、気を遣わなくて良いですよ。
私が全く色気がないことは良く判りましたから」と笑うと、
顎を持って、顔を近づけてくる。


「あの…社長?
私、会社の一社員で、ややこしくなるのも困りますので、
キスとかは断固としてお断り…」

途中までしか言えないまま、
唇が重なった。

濃厚に舌を絡ませては、
吸ったり、口の中を探るようにするので、
苦しくなって口を開けてしまうと、

「舌を出して?絡ませて?」と言いながら、
舌が這い回る。

下半身が硬く大きくなってるのを感じたけど、

「社長、辞めてください。
私…ダサい下着なんで、
これ以上、脱げませんから」と言うと、
社長が大笑いして、
「酷いな。
俺のトランクスをダサいって言ってるよ」と言って、
額にキスをした。


危ない処だった。
ややこしいことになると、
折角の仕事を失うことになるのは困るからね。


「あ!
社長、夜、歯磨きしないで寝ちゃったから、
一度歯磨きしてからケンを起こしください。
私、朝食、作ります」と言って、
するりと社長の下から抜け出した。

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