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フレックスタイム
第2章 秘書室へ
「2回目の結婚はさ、佐藤さんも入社した後だったから、
見たことあったかな?
銀座のクラブのホステスだった派手な女」

私は首を横に振った。
他の社員と私語を交わすこともなかったので、
社長のプライベートは全く知らなかった。



「付き合いで連れて行かれたクラブで会って、
ぐいぐい俺にモーション掛けてきたんだ。
化粧顔は、ゴージャスで綺麗だし、
背も高くて見栄えも良いし、
見えないように股間触ったり、
お手洗いに行く時にお供するフリをしてキスしてきたり、
舐められたりして。
まあ、俺もオトコだからさ。
判るよね?」


うーん。
あんまり良く判らないけど、
骨抜きにされて、行為に至ったのね?


「そしたらさ、子供が出来たと言われたよ。
水商売してるし、
モテてるのは見てたから、
もちろんセックスする時、避妊はしてたよ。
でも、絶対はないし、
授かったのなら幸せなことだと思って入籍して、
ケンが生まれたんだよね。
当時は母が居たけど、元妻と母は仲悪くて参ったな。
でも、ケンは可愛いし、お受験とかも協力したよ。
自分が英語喋れなくて悔しかったとか言って、
アメリカ人の男をケンの家庭教師に雇って、
住み込みさせてたんだよね。
朝から晩まで英語で話をするように言ってさ。
そしたらね、そいつと寝てたんだよ。
仕事の途中、何か取りに家に立ち寄って、
びっくりしたよ。
俺の家の中で、他のオトコとセックスするか?」


ひゃー。
自分の家で浮気とか…
スゴイ話だ。


「その後、そいつと一緒になりたいって言って、
離婚届を渡されて。
ケンのことはどうするんだ?って訊いたら、
跡継ぎなんだから、あなたが育てるんでしょって、
ケンを置いて出て行ったよ。それが、2ヶ月前のこと」


それって…。
酷すぎる。
ケンが可哀想。

私はあまりの話で、泣いてしまっていて、
社長のスウェットパンツが涙で濡れてしまっていた。


「ああ、ごめん。
泣かせるつもりじゃなくて、
俺は見る目がなかったって話。
向こうから結婚結婚って言い寄られてたのが良くなかったと思って、
3回目は自分から結婚したいって心から思える女性と一緒になりたいなって思ってるんだよね」
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