この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フレックスタイム
第2章 秘書室へ
「もっと続きの話もあるけど、
佐藤さん、泣かしちゃったから、
今日の話は、これでおしまい」
と言いながら、私の髪を撫でる。


「どうして、私なんですか?
ケンと仲良しになったから?」


「違うよ。
一目惚れかな?」


「えっ?
こんな地味女にですか?」


「地味かな?
地味っていうより、堅実な感じはするな。
小さくて可愛いし」


「犬とか猫ですか?」


「んー。
小動物っぽいよね?
保護欲を唆られるな?」


「背が小さければ良いんですか?」


「違うよ。
身長じゃなくて、
存在が可愛いよ」


「可愛げなくて面白いって…」


「面白さはあるな。
別に、変にへりくだったりもしないし、
お世辞言ったりもしないし、
顔色見て対応変えることもないよね?」


「いやいや、
ちゃんと社長を尊敬して立ててるつもりなんですけど?」


「社長として尊敬されるより、
オトコとして見て欲しいな?」と、
キスしようとするので、
ジタバタと押しのけると、

「ほらね。
面白い反応するよね?」と笑う。


「そうだ!
明日、俺、美容院に行くから、一緒に行こう。
髪型も秘書っぽい感じにしないとね。
ケンも散髪嫌がるから、
一緒に行って、上手いこと説得してくれる?」

「はい。判りました」

「会社だと、後ろに束ねてたでしょ?
それより、今みたいに髪を下ろしてる方が良いな」

「仕事中は邪魔なんですよね」


「あのさ。
お願いがあるんだけど。
絶対に襲ったりしないから、
一緒に寝てくれないかな?
ケンの隣だったら、
悪さ出来ないから。
ダメかな?」と言うので、

「良いですよ。
でも、キスとかも禁止ですからね?」と言って、
そっと寝室に行った。

ケンの眠るベッドの隣にあるベッドに滑り込むと、
「腕枕、させて?」と言って、
額にキスをすると、

「百合って呼んでも良い?
百合、おやすみ」と言った。


「社長、おやすみなさいませ」と言ったら、

「名前で呼んでよ?」と言うので、

「社長は、私にとっては社長ですよ?
おやすみなさいませ」と笑って額にキスを返した。


そして、身体を丸めるようにして、
すっぽり腕の中に包まれて眠った。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ