この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フレックスタイム
第3章 秘書室の女
「うわ。出しちゃっても良いかな?
カチカチ過ぎて、痛い」と言って、
自分で触り始めたので、
私もおずおずと手を伸ばしてみた。


「ああ、百合の手、ひんやりしてて気持ち良いな。
握ってくれるの?」


「翔吾さん…どうしたら?」


「良いよ?無理しなくて。
そうやって握ってくれてるだけで…。
俺の名前呼んで?
嘘でも良いから好きって言って?」


「翔吾さん、私…
とても惹かれてます。
どうしよう?
仕事、ちゃんとやっていけるのかな?
でも…好き…」と言ってそっとキスをした。


「嬉しいよ。
百合…百合…っ!
愛してるよ」と唇を荒々しく犯すようなキスを返されて、
頭の中が白くなってしまう。

手を激しく動かしてると思っていたら、動きが止まった。

そして、ドクドクと熱いものが放出されてるのが判った。



「ごめん。手についちゃった?
久々でたくさん出ちゃったな。
なんか、恥ずかしい」と言うと、
ナイトテーブルの上のティッシュペーパーを取り、
私の手を拭いてくれて、

「ちょっとシャワーして、下着変えてくるよ」とベッドから起き上がってスタスタ行ってしまう。

私も手を洗おうとついて行って、
キッチンの冷蔵庫から水を出して社長に渡した。


社長は一口水を飲むと、

「百合、ありがとう。
毎日毎日、1秒ごとにどんどん百合のこと、
好きになっていくよ?
百合もそうなってくれれば良いけど。
でも急がないから。
愛してるよ」と額にキスをすると、
ベッドに引っ張って行って、

「今度は本当におやすみ」と言って頬にキスをすると、
本当にすぐに眠ってしまった。

私もそっと頬にキスをして、
社長の腕の中で丸まって寝た。


ケンからも、社長からも、
こんなにも真っ直ぐな愛情表現をされることに、
戸惑いながらもじんわり心の奥が温かくなる心地がしていた。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ