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フレックスタイム
第3章 秘書室の女
翌日も同じ流れの1日だった。

ランチは、グループ会社の社長達との会食で、
近くの和食屋の個室だった。

私も同行し、
伊藤室長から紹介され、
末席について、静かに食事をした。

会社では、翻訳中心に仕事をした。
前日のランチミーティングをした会社のアメリカ人役員から、
お礼の電話と夜、会えないかという話をされたので、

「社長に確認を取りまして、
伊藤より折り返しさせていただきます」と答えて、
室長に伝えた。

「ん。判った」と言って、
調整してくれたようだった。


2時になると、社長と室長は外出になった。

私は翻訳作業を続けてから、3時に会社を出た。


ケンと帰宅すると、
おやつの代わりにフルーツをカットした。

ケンは、LEGOブロックで遊び始めたので、
私はパソコンを開いて仕事をした。

途中から、座り込んで一緒にブロックで遊んだ。
壊すのが勿体ないほどの大作が出来たので、
そのまま残して社長に見せることにした。


ふと見ると6時だった。
社長と伊藤室長に、
「お2人とも、明日の午前中は人間ドックなので、
お酒は飲まないでください。
飲むと数値にダイレクトに反映されて再検査になります。
お食事は夜9時までに済ませてくださいね」と携帯メールをしておいた。


ご飯を食べ終わってから、
ケンが家の中を探検しようと連れて行ってくれた。


1階には、簡易ジムのようなお部屋があって、
多分、ここで社長はトレーニングしてるんだろう。
テニスラケットやスキー板、ゴルフバッグなんかもあった。


キッチンの奥にもお部屋があって、
本当はここがお手伝いさんの部屋なんだろうと思った。


1階の奥には離れになっている広々とした二間続きの和室があって、
更に水屋付きで炉が切ってある本格的な茶室も二間あった。



「ここはね、グランマのお部屋」


「グランマはどこにいるの?」


「病院。
マミーと喧嘩してたから…」



2階は、寝室や、私が使うことになっている部屋や、
ケンの部屋と下と同じサイズの浴室や洗面所などがあった。


ケンから聞いたグランマのことが、
少し気になってしまった。


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