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フレックスタイム
第1章 午前7時の女
社長のご自宅は、渋谷に程近い高級住宅地内の閑静な一戸建てだった。
でも、誰も居なくて静まりかえっていた。


流石に、
「奥様は?」なんてことは訊けなかった。


ケンは嬉しそうに、
「リリィとお風呂に入る!」と言うので、
済まなそうに頭を下げる社長を残して、
ケンと2人で入浴した。


その後も、「リリィと一緒に寝る」と言い張るので、
2階の大きいベッドが2つある寝室で、2人で寝た。

ひょっとしたらご夫婦の寝室かもしれないとも思ったけど、
ケンが手を引いて連れて行ってくれたお部屋でとにかく寝ることにした。


こんな広い家で、
社長が仕事の時にはお手伝いさんと2人きりで居るのかと思ったら、
なんだかケンが可哀想に思えて、
ギュッと抱き締めて額にキスをした。


マミーのおっぱいが恋しいのか、
寝惚けながら私の胸を触って顔を押し付けてくるのも、
なんだかとても可哀想に感じてしまった。


ケンは安心したのかすぐに寝てしまったけど、
何となく私は寝付けなかった。

そっと起き上がり、
取り敢えずお手洗いをと、階段を降りて廊下を歩くと、
先程案内されたリビングから灯りが漏れているようだった。

そっと覗き込むと、
社長がぼんやり何かを見ているようだった。


「あれ?
佐藤さん、どうしたの?」と言われたので、

「えっと…お手洗いはどちらですか?」と訊くと、

「さっきバスルームを使ったよね?
その手前の扉だよ。
2階にもあるけどね?」と言う。


「ありがとうございます」と言って、通り過ぎてお手伝いに行って、
また、引き返そうとすると、

「良かったら少し話をしたいんだけど?」と社長が声を掛けるので、
私はリビングに入った。


社長はケンが絵を描いてたスケッチブックを見てたようで、
テーブルに置くと、
「何か飲む?」と訊いた。


「私、お酒、弱いので…。お水が飲みたいです」と言うと、
自分とお揃いのロックグラスに氷を入れるとミネラルウォーターを入れて私に渡した。


これ…バカラだな。
流石に社長の家だと変に感心してしまった。
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