この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
トパーズ
第7章 イベントシーズンは受験シーズンの始まり!
「早く一人暮らししたいな。
家を出たい。
帰りたくない」


「一人暮らし、大変だよ。
家事とかも全部、1人でするんだもん。
電球交換とか、もう大変なんだから!
この前なんて、ダイニングテーブルをこっちまで動かして、
それに乗ったけど届かなくて、
上向いてたら目眩がして、落ちそうになったんだから!」


「そんなの、いくらでも手伝ってあげるよ」と笑う。


「やっと笑ったね?
岳人さんの笑顔、レアだもんね?」


「えっ?」


「いつも怒ったみたいな怖い顔してるから」


「怒ってないよ。
見逃したくなくて、真剣な顔してるだけ」


「えっ?」


「色んな顔、してるから。
だから、見逃したくないんだ。
麻衣子さんの表情。
大学行ったら会えなくなるし」


「まだまだ、1年以上あるよ?
それに、バイクに乗って会いに行くから。
クラーク博士の前で、待ち合わせね?」


「じゃあ、勉強でもするか。
受からないとダメだし。
浪人なんて、絶対嫌だし」


「私は、推薦枠狙ってるから、
内申点の為に取り敢えず、
直近の試験勉強するっ!
参考書取ってくるね」と言って、
山田くんの頬にキスをして立ち上がろうとすると、
そのまま唇にキスをされた。


情熱的なキスというより、
優しくて穏やかなキス。

時間を掛けてゆっくり会話をするようなキスをしていると、
気持ちも落ち着いてきた。

ハグして貰いながら話を続ける。



「親に愛されてないから、資格ないの?
私なんて、放置されて親はフランスよ?」


「違うよ。
それはまた、別の話。
麻衣子さんのお母さんは、
自立してて、
麻衣子さんを信用信頼して、
尊重してるってことじゃないかな?」


「やりたいことは、やりなさいとは言われてるよ。
やらずに後悔するより、
やって後悔した方が良いって…」


「素敵なお母さんだね?」


「でも、こっちから電話とかしないと、
本当に平気でずっと放置されるよ。
再婚するって言っても事実婚だし、
ラブラブだとは思うけど、
反動で壊滅的な大喧嘩して平気で戻って来ることもありそうかな?」
/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ